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  • 乳がんの症状・基礎知識

乳がんの症状って?

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乳がんの一番の特徴は、体の奥にある臓器のがん(肺がんや肝臓がんなど)と違って、
自分でその症状に気付くことが出来ることです。

乳房は体の表面にあるから、気づきやすいのですね。

では「乳がん かも?」と気づくための、症状とはどんなものがあるでしょうか?

自分で気づく症状

まず、自分で気づくことができる症状は以下の4つ

【自分で発見する症状】
・乳房のしこり (腫瘤、かたまり、ぐりぐり、できもの、腫れ物)
・乳頭からの分泌物
脇の下の腫れ
・乳房の皮膚の歪み など

どの症状も、乳がんが進行してくると、
ひとりでに気づくことが出来ますが、がんを初期の状態で見つけるには、
自己検診が欠かせません

自己検診とは、自分で乳房内に異常がないか、目で見たり、手で触れたりして、
がんをチェックすることです。
自己検診の詳しい手順に関しては、自己検診の記事を参照くださいね。)

その中でも、「しこり」に自分で気づくことが、
乳がんの発見のきっかけになることが多いです。

乳がんのしこりの特徴

乳がんの場合、しこり自体の痛みは ほとんどありません
(まれに例外はあります)

豆粒のようなしこりを発見する
また、月経周期に伴って大きさが変わることもありません
これらは、ほかの良性の病気と区別するポイントになります。

乳頭からの分泌物とは?

次に乳がん発見のきっかけとして多いのは、乳頭からの分泌物です。

乳頭からの分泌物の色は、さまざま

授乳期以外に、乳頭から分泌物があることは、
何らかの病気が隠れているサインです。
もちろん、ホルモンバランスの関係で、たまたま分泌があり、
病気が見つからないこともありますが、
一度 乳腺科で検査を受けましょう。
(乳腺科がお近くにないときは外科で尋ねてみてくださいね)

乳がんの時の、乳頭からの分泌物は、
必ずしも、血液や血液が混じった茶褐色のものでなく、
透き通ったものなどの場合もあり、さまざまです。

 

逆に、血液が混じっていても、良性の病気の場合もあります。
また、分泌物がでてくる乳管口が1つだけでなく、数個のこともあります。

乳房の図

つまり、分泌物の見た目だけで、安心できるものかどうかは区別ができません

実は、私の母は乳房からの白い分泌物があったため、
医者にかかり、
反対側の乳房から「がん」が見つかりました。
分泌物の原因は、分かりませんでした。

きっかけ、と思って、一度病院へ行ってみてくださいね。

検診で発見できる症状

上に書いた、自分で発見できる症状4つに加えて、

「手で触れることのできないほど小さいしこり
石灰化

の症状を探します。

これらの発見には、画像診断が大きな役割を果たしています。

画像診断で乳がんをみつける

特に、早期乳がんの可能性が高い、「石灰化」の症状は、
マンモグラフィー検査でのみ、発見することができます

上記症状=乳がん、ではありません。

しかし、乳房のしこりや乳頭からの分泌物が すべて「乳がん」というわけではありません。
乳がんと似た症状を示す病気には、いくつかあります
それぞれの病気については別の記事で詳しく書きますね。

ただし、乳がんと区別するには、
詳しい検査が必要なことが、よくあります。

自己判断は難しいものです。
不安を抱え込まず、担当医と相談しながら、検査を進めていってくださいね。

まとめ

乳がんを発見する一番多いきっかけは、乳房のしこり
次に、乳頭からの分泌物 です。
そのために、自己検診を行うことは、早期発見の助けになります。

また、検診をうけることで、
マンモグラフィーでしか見つけられない、「石灰化」を
見つけることが出来ます。

もちろん、何もないに越したことはありませんが、
気になる症状には、ちょっと敏感になりましょうね。


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