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授乳期中のマンモエコー(超音波)検査は?検査の影響は?

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授乳期中にも、気になる乳がんのこと。

授乳期中の乳がん検診としてのマンモグラフィー検査については
以下の記事で書きました。

記事はこちら⇒

今回の記事では、マンモエコー(超音波検査)について
書きますね。

授乳期のマンモエコ―(超音波)検査 受けられる?

授乳期中にマンモエコー(超音波)検査は受けられる?

もちろん、受けることが出来ます

超音波(エコー)検査は、マンモグラフィー検査と違い、
放射線は使いません。

そのため、妊娠中でも行うことができる検査で
授乳期中でも もちろん受けることが出来ます。

授乳期のマンモエコ―(超音波)検査 のデメリットは?

授乳期中は乳房内にミルクがたっぷりためられている状態。
そのため、乳房はいつもより大きく張っています。

乳頭からの分泌物の色は、さまざま

授乳期にマンモエコー(超音波)検査を行うと、
たくさんのミルクがあるために、
授乳期以外のときより病気を見つけにくくなります。

正直、検査をする側としては、
「病気があっても、発見が難しくなるため、
授乳期の検査はお断りしたい」が、
正直なところ。。。

しかし、授乳期マンモグラフィ―検査の項目でも書いたように、
授乳期だからと言って、
乳がんの心配が減るわけではありません

記事はこちら⇒

授乳期のマンモエコ―(超音波)検査 のメリットは?

授乳期のマンモグラフィーでは、普段の検査よりもさらに、
腫瘤は見つけにくくなります。

それを補う手段として、授乳期のエコー検査はとても有用です。

たしかに、エコー検査だけでみると、
非授乳期に比べて、授乳期は検査が難しいです。

しかし、授乳期に乳がんの怪しい腫瘤を見つける手段として、
エコー(超音波)検査はとても有益なものです。

メリット、デメリットをよく理解して、
授乳期にも、乳がんのチェックは定期的に行ってくださいね。

授乳期のマンモエコ―(超音波)検査 を受けるときのコツは?

上述したように、授乳期の検査は非授乳期よりも、
病気があるかないかの判断等が、分かりにくいです。

乳がんと似た症状を示す良性疾患

そのため、検診や受診の予約を取るときは、
必ず「授乳期である」ことを伝えるようにしましょう。

施設によっては、授乳期の検査は受け付けていないところも
あります。

「検査に行ってみたら、断られた」ということのないよう、
あらかじめ確認して、受けてくださいね。

授乳期であっても検査を受け付けてくれる施設は必ずあります。
あきらめずに、問い合わせをしてくださいね。

ただし、ご自身で乳房に気になる症状があるときは
検診ではなく、
「乳腺外来」を受診してくださいね。

検診は、あくまで、症状のない、健康な人の
スクリーニングのために行う検査の場ですので。

まとめ

授乳期のマンモエコ―(超音波)検査は非授乳期に比べて
腫瘤等を見つけにくいという、デメリットがあります。

しかし、授乳期の乳房腫瘤を検査するには、マンモエコ―(超音波)検査は最も有用な検査です。

検査自体は体の負担もなく、20-30分ほどで終わる検査です。

検査の予約の時は、「授乳期である」ことを施設に伝え、
しっかり検査をしてもらってください。

なお、「腫瘤が触れて気になる」などの症状のある方は
乳腺外来を受診するようにしてくださいね。


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