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  • 乳がんの原因と予防

母乳での授乳経験と乳がんの関係について

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出産回数と乳がんになりやすいかどうかについては、
こちらの記事で書きました。⇒

では、母乳で授乳させたことが あるかどうかは、
乳がんの発症と関係があるのでしょうか?

授乳経験の有りなしと、乳がんの関係

授乳経験がない人のほうが
授乳経験がある人よりも、乳がんになりやすいです。

 

また、母乳による授乳期間が長ければ長いほど
乳がんのリスクは低下します。

つまり

授乳経験なし<授乳経験あり(短期間)<授乳経験あり(長期間

の順で、右に行くほど、乳がんのリスクは低くなります。

なぜ、授乳経験があると乳がんリスクがさがる?

どうして、授乳すると乳がんのリスクがさがるのでしょうか?

母乳の授乳経験があると乳がんになりにくい

出産回数の記事でも書きましたが、
乳がんの多くはエストロゲンの影響を受けて、
発生したり、大きくなります。

 

授乳の時には、下垂体から
プロラクチンとオキシトシンというホルモンが分泌され、
母乳を作ったり、ピュッと出るように働きます。

このうちのプロラクチンというホルモンが、
母体の排卵を抑え、(つまり、月経・生理がない状態になるということ)
結果として、エストロゲンの量が減ります

そのため、エストロゲンにさらされる期間が短くなり、
乳がんになるリスクがさがる、と考えられています。

まとめ

母乳による授乳経験があり、その期間が長いほうが、
乳がんのリスクは下がることが分かっています。

ただし、授乳経験があれば、乳がんにならない、
というわけではありません。

長い授乳経験がある方も、
定期的な自己検診や、医療機関での検診を受けてくださいね。


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